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開設日2005年10月吉日



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w e b デ ザ イ ン ・ イ ラ ス ト レ ー シ ョ ン @ ス ト ラ ビ ン
エイラ・イルマタル・ユーティライネン

今回は、ストライクウィッチーズのエイラ・イルマタル・ユーティライネン中尉殿です。
「あんなものに頼ってるのは二流だな・・・」
イラストCG
オリジナルのイラストレーションワークス
版権イラストレーションワークス(地獄少女/涼宮ハルヒの憂鬱/Kanon)


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俺さま的、今もっともクールでナウで渋いアニメーション制作会社様
スタジオ ディーン

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順位 作品名 制作会社 制作・放映年 ★★★★★

主席 シムーン スタジオDEEN 2006 世界観/音楽/演出/物語性/設定/最終回
 人は全て女性として生まれ、17歳になるまで女性として生きる。 17歳になると「泉」に赴き、性を選ぶ。
性を選ぶ前の少女が「巫女」として「シムーン」と呼ばれる複座式の飛行機械に乗り込んで戦争をする。
機械を動かす為には、二人の巫女が口付けを交わしシムーン球に祈りを捧げ、動力を得る。そして、空を飛ぶことを、空に祈ると表現する。
シムーンは「リ・マージョン」という空間操作によって物理的な破壊を可能にする。。。
一見すると、よくある百合萌えっぽい要素とバトル要素を合体させただけのアニメなのか、
と思いがちであるが、決してそのような枠に収まりきらない。
 彼女たちの行動に中で興味深いことが一つある。 それは、コミュニケーション方法である。
常に顔を合わせて話し合いをする。 人を捜すときも大声で相手の名前を呼んで歩き回る。 文句があるときは倉庫裏に呼び出す。|w
シムーンで飛行中も仲間との通信は、通信線を繋いで有線で会話をする。(いわゆる、糸電話だ)
おそらく本編中は、文字による意思伝達も行われていない。 常に「言葉」を介して相手に伝えている。
(自由時間に本を読んでいた子が居るので、文字は存在するとは思う)
そして唯一、彼女たちが、言葉ではない方法で想いを残すシーンが最終話に出てくることになる・・・
 最も印象的なシーンを挙げるとすれば、一人のシビュラの死と彼女の周りの人間の反応ではないだろうか。 
泣く者、いつかは死ぬ運命と冷静な者、祈りを捧げる者・・・
そして、彼女の棺は死んでも尚、戦争による攻撃を受け、故郷に戻ることも出来ず、野に晒される。
DVDには「これは30分間の葬式だ」という文面があるが、まさにその通りの演出。 これほど、惨くも美しい死の描写には感動する。
その後、戦争は取り敢えずの終息は迎えるが、いわゆる主人公側の勝利ではない。
戦争が終われば、戦士としての巫女は解散させられ、泉に向かい性を得る少女たち。しかし、性を選ばなかった少女が3人居た・・・
平和がどれくら続くのか全く分からない状況の中では、かつての仲間が国境を隔てて戦うことだって有り得る。
「戦場ではお前とは出会いたくないから、さよならだ」と言って別れる元巫女たち。
しかし、彼女たちの心には、泉で自分たちの想いを受け止めてくれた一人の仲間と
「祈り」を託した二人の巫女がどこかの世界で「永遠の少女」として生きているという思いがずっと残っている。
 正直、1回とか2回見て分かるようなアニメではない。 何度見ても、印象が変わる。
これほど、噛めば噛むほど見れば見るほど味が出てくるアニメは見たことがない。 鯣アニメだ。
小林プロダクションの背景と独特なメカデザイン、AS姐さんのキャラデザー、DEENのアニメーションが壮絶に渋い。
あと、忘れてはならないのが、音楽、BGM。 アルゼンチンタンゴ調(ピアソラのバンドネオン)の旋律が美しい。 このサントラも、渋い。
クラシックCDと言っても過言ではない出来上がりだ。 録音も非常にクリアー。
今一番、ブルーレイで出して欲しい作品である。
人に薦めたいけど、どちらかと言うと人には隠して個人で大切にしたいと思わせてしまうところが、また渋い。


殿堂 AIR 京都アニメーション 2005 音楽/演出/物語性/作画/OP
 このアニメはやっぱり凄いと思うんですよ。 あの緻密なキャラデザーをこれだけ動かしているんですから。
風に靡く髪、観鈴ちんがしゃがみ込むときのスカートの動き・・・ 
ブルーレイへの展開も素晴らしい試み。 PS3の映像アルゴリズムの調整にもこのアニメ動画が使われていたという話もある。
私も、AIRが見たくてPS3を買いに行った一人だ。

 原作ゲームは、未プレイなので原作との差分は詳しくは知らない。 
個人的には、1クール+特別編という構成は非常によかったと思っている。
それぞれのキャラクターのルートを3・4話で完結させてくれると、見てる方としても中だるみせず、見ることが出来た。
文句を言われることを覚悟で言えば、私は、佳乃りん編が一番好きだ。 佳乃が夢の中で会った母親とのシーンが、印象に残る。
カット事に佳乃の現在と過去が切り替わるシーンは、佳乃がずっと言いたかった事を伝えたいという願いを、
非常に上手く表現出来ていると感じた。
 作品の時間的流れや解釈については、複雑に議論されているようなので、敢えて、私がここに書く事はしないが、
最後に浜辺で遊んでいた子供たちは柳也と神奈の生まれ変わりなのかなぁと・・・ 
でも結局、振り出しに戻っただけで、呪縛からは解き放たれてはいない、別の新たな試練が彼らを今後1000年に渡り苦しめ、
また1000年後の夏に一瞬開放されたのも束の間、また振り出しに戻る・・・みたいな・・・
無限ループ(舞浜サーバー論?)っぽく、結局、救われないんだよ! 
人間五十年 下天のうちをくらぶれば 夢幻の如くなり、だ、と。 ・・・まぁいいや。

1年に一回は必ず見たくなるアニメです。 やっぱりになると見たくなる・・・ が、夏の音が綺麗で好きだ。
あと、なぜか、ゴールデンウィークに美浜町にフラっと行ってしまうw 美浜町の煙樹海岸で寝そべるのが、すごく気持ちいい。
和歌山、良い所です。 でも、私は京都に住みたいです。 


殿堂 エルフェンリート ARMS 2004 物語性/OP/最終回
殿堂 蟲師 アートランド 2005-2006 世界観/演出/物語性/色彩設計
 釣り鐘の残響のようなアニメ、という印象。 
「日本的な」という表現をしたいところだが、実際、この日本がどこの時代なのかは私には分からない。
個人的な見解だが、おそらくどの時代にもこういう日本は存在しなかったのではないかと思っている。
ただ、日本人は、こういう世界観を、ずっと先から持ち続けて来ていて、
時代時代にそれが和歌として表現されたり、絵巻となったりしてきたのではないかと感じている。
それを今の時代のアニメーションという方法で表現したのが蟲師なのだろう。 
(どの時代でも日本人が妄想する「日本らしさ」は、あまり変わらないのではないかとも思えてきた)
 日本の自然、四季、山があり川があり海がある、雨も降るし雪も降る。 そんな普遍的な世界で生きる人々の姿は日本的であるが、
一般的に「日本」と想像して容易に連想されるであろう「神社仏閣」など信仰の対象が、作品中に描かれてはいない。(間違ってたら、すまん)
つまりこの世界の人々には、手を合わせる(拝める)対象が無いのである。
ここが私的意見として、「(実存在的な)日本的」と言い切れない大きな要因の一つである。
自然vs人(或いは 人vs自然)の世界の根底に存在するのが「蟲」というのが個人的な解釈。
人々は、「蟲師」という特殊な人間を介して「蟲」の存在を辛うじて感じ取れるだけ。 だから、蟲を恐れることも崇めることも出来ない。 
「空気」のような感覚なのだろうか、在って当たり前、意識しても漠然とした存在のような・・・
作中は、「蟲」を意識するしないに関係なく、人々の生活は淡々と進んでいく。 それを「蟲師」という「蟲」を感じ取れる視点で見たらどうなるか?
 好きな話を挙げたら切りがないが、に関係する話は、非常に深い。 
「目を閉じると瞼の裏に闇の光が見える。ふたつめの瞼を閉じたとき、上の方から本当の闇が降りてくる」
こういう表現はゾクゾクする。 本編が終わってEDに切り替わる瞬間、唸らずには居られないところが、渋すぎる。
(たぶん、これは、「日本的」って感じではなくて、「日本人にとっての日本そのもの」なんじゃないかな・・・と思う)


93点 魔法少女リリカルなのはシリーズ セブンアークス 2004-2010 物語性/劇場版
 正直なところ、こんなに嵌るとは思ってなかった・・・ 
TV版はAT−Xで見ていて、「ストーリーが良くできてるなぁ」という印象は非常に強かった。
でも劇場版を見て、その曖昧な印象は完全に吹き飛びました。 このアニメは格好いい! 格好いいアニメであると!!
魔法少女もので言うのもおかしな事かもしれませんが、このアニメは燃えます。
もし、このアニメを「魔法少女」というタイトルだけでスルーしていたら、非常にもったいない、そう思えるアニメです。


90点 桃華月憚 DEEN 2007 監督/演出/物語性/色彩設計

 これはエロではなくエロチシズムであり、フェチではなくフェチズムだ! と言いたくなるアニメ。
望月監督のフェチっぽさとDEEN作画部のエロっぽさが、たまらなく好き。
放送順が基本的に逆方向という特殊な演出だった。 つまり、初回放送が最終話ということ。
 個人的に一番印象に残っているのは、劇中劇の「幕」。
逆再生の本編からちょっと外れた、アニメ版『桃華月憚』の設定紹介的な位置づけに近いエピソード。
登場人物の生い立ちに関する話で、内容的には結構"凄い"ところもあるのだが、非常に綺麗。
音響も、劇場の空調のような背景音が響いている。
 もう一点、この作品の特徴は、声優脚本のエピソードが幾つかある。
能登麻美子さんの日本の色を題材にした話は非常に良かった。
 総じて、かなりマニアックなアニメだと思う。 そういうちょっと歪んだフェチズムとエロチシズムが、非常に渋い。


90点 灰羽連盟 RADIX 2002 世界観/物語性
86点 シグルイ MADHOUSE 2007 演出/描写
否! 見られぃ、朝倉殿!!


86点 羊のうた MADHOUSE 2003 演出/物語性
85点 ARIAシリーズ ハルフィルムメーカー 2005-2008 演出/物語性
85点 もっけ MADHOUSE 2007-2008 物語性/最終回
 いきなり、わたくしごとで申し訳ないが、静流さんがめっちゃタイプです。 こういう娘、いいなぁ・・・
んなことより、この作品の地味さっぷりは早々ある物じゃないと思います。 
地味すぎて、最初数話で切ってしまった人も多かったのではないかと心配になるくらい。 しかし、この地味さっぷりが渋いところ。
 個人的に印象に残っている話は二つある。 まずは第十四話「ツエザクラ」。 
物の怪に憑かれやすい妹・瑞生が、ある日何気なく手にした桜の枝。 
その枝を持ち歩くようになってから、色んな事がスムーズに進められているような感覚に陥る。
しばらくして、瑞生はその杖に頼りすぎている事に気付き、枝を捨てようとするが、手から放れなくなってしまった。 
瑞生の手にすっかり根付いてしまったのだ・・・
瑞生はあわてて、お祖父さんに助けを求める。 枝が根を張ってしまったのは、瑞生自身の未練のためだと言い切るお祖父さん。 そして、
"杖は何れ朽ちる。俺もいつかは死ぬ。そのときお前はどうする?"と聞く。 
その言葉にはっとする瑞生・・・。 いつかは死ぬ・・・それは、誰にでも訪れ、近しい人に訪れた時、どう感じるか・・・
その答えが第二十四話「オモカゲ」に繋がる。

 第二十四話「オモカゲ」。 
瑞生のお祖母さんの体調が優れない。 なんとかしてお祖母ちゃんを元気づけようと、笹舟を作ったり、友達の話をしたりする。 
しかし、自分の力ではどうにも出来ない事に気付いた瑞生は、そっとお祖母ちゃんの床の横に近づく。 
元気の無い瑞生を見たお祖母ちゃんは、「おいで」と瑞生に声をかける。 そっと布団に入る瑞生。 瑞生の髪を撫でるお祖母ちゃん・・・
ある日、公園で遊んでいた瑞生の所に、寝ているはずのお祖母ちゃんが歩いてやってきた。 元気になったと大喜びの瑞生。 
お祖母ちゃんと一緒に友達と駆け回る瑞生だったが、ふと振り向くとお祖母ちゃんはそこには居なかった。 
居るはずのお祖母ちゃんが居ないと騒ぐ瑞生に、友達も違和感を感じる。
そして、父親を亡くした友人が言った「お前の家でも、誰か死んだのか?」 あまりに唐突で信じがたい言葉にショックを受ける瑞生は、
そのまま気絶してしまった。 気付くと、自分の部屋で寝ていた。 目を覚ますと、枕元にお祖母ちゃんが座っていた。
よかった、と安心する瑞生。 「お祖母ちゃん、元気になったんだから、休んでないとダメだよ」と声をかける瑞生に、
「ありがとうね」と優しく微笑むお祖母ちゃん。
そして部屋を出ていこうとするお祖母ちゃんに「ここに居て!」と声をかける瑞生。 
振り返ったお祖母ちゃんの幸せそうな顔に、瑞生は始めてお祖母ちゃんがもう居ない事に気付く。
「大丈夫・・・ずっと、居るよ」そう言ってくれたように感じた瑞生。
翌日、お祖母ちゃんは、自分だけじゃなくみんなの所にも会いに行っていたことを知る。 また会いたいと言う瑞生に、お祖父さんは、
「何れまた会えるときもある。 生きていても会えないときは会えない。 
あまり呼んでしまっても疲れるだけだ、むこうの暮らしに慣れるまで、暫く休ませてあげよう」
と言う。

 お祖父さんの言う"何れ"とは、おそらく瑞生自身・自分自身の死のときのことなのだろうか・・・ 
死と直面し、その人を思うことが出来る機会は、二回しかない。 その人が死ぬ時と、自分自身の死にその人を思い出す時の二回だ。
この二回にどれだけ多くの人に思われる、或いは、多くの人を思うかが、人生にとっての幸せなのかもしれないな・・・
じゃぁ。私自身はどうだ?と考えると、とても辛い。
 二十四話を思い返すと、湿っぽくなるからこのアニメは嫌いだ!(嘘です)
決して、一気に見るべきアニメではない。 毎週毎週30分とか1時間、「これを見るんだ!」と腰を据えてじっくり見ていただきたいアニメ。
最終回までの時間をかければかける程、この物語が言わんとする事の重さを感じる事が出来ると思います。
最後に、このアニメのエンディング「パノラマ」は名曲だ。 CDが一向に発売されず気を揉んでいたけど、DVD最終巻の特典で入っていました。
パノラマあってのもっけ、パノラマ無くしてもっけは語れぬと、最終回を見るとそう言わざるを得ない名曲でした。



85点 キノの旅 A.C.G.T. 2003 世界観/物語性
85点 serial experiments lain トライアングルスタッフ 1998 世界観/OP
84点 FLAG answer studio 2006 物語性/最終回
 このアニメはWEBアニメーションとして制作され、後にAT−Xでも放送された。
内容は、中央アジア(チベットに似ている)で起こった内戦を治めるべく組織された軍隊(通称シーダック)と、
その活動の全てを記録する女性報道員(白州)の物語である。
本編は、女性報道員の持つカメラのビューファインダー越しの映像と音声で進められる。 
なぜ、全てがカメラ越しの映像なのかを書いてしまうと、壮絶なネタバレになってしまうため、ここでは避けたい。

このアニメは、非常に良くできている。 色々書くとネタバレするので、是非一度見てみると良い。



83点 絶対少年 亜細亜堂 2005 監督/音響
83点 地獄少女シリーズ DEEN 2005- 世界観
 地獄少女こと閻魔あいという女の子が、一目連、輪入道、骨女とチームを組んで、恨みを持つ相手を地獄に落としてくれるという物語。
シリーズ通してスタジオDEENによる制作。
最初見たときは、面白いと言うよりかは、2クール保つのか心配な印象のほうが強かった。

 内容を簡単に説明すると、午前0時に強い恨みを持つ者だけがアクセスできる地獄通信というインターネットサイトに、
地獄に流したい開いての名前を書き込むと、地獄少女が藁人形を持って現れる。 受け取った依頼主は、自ら藁人形の赤い糸を解くことで、
地獄少女との契約が成立する。 但し、相手を地獄に流す代わりに、依頼主本人も代償を払うこととなる。 
依頼主もその生涯を全うすると地獄に流されるというのである。 
「人を呪わば穴二つ。相手を地獄に送る代わりに、あなたの魂も死後地獄に行く事になる。 後はあなたが決める事よ・・・」

 地獄少女は大抵は、セーラー服姿であるが、"契約"が成立すると長襦袢に着替え禊ぎを行い、着物姿となる。
地獄に流される相手は、地獄少女チームに玩ばれて、決め台詞「イッペンシンデミル?」を宣告されると最期、
次に気が付くと地獄少女が漕ぐ地獄行きの舟の上に乗っている。
人に恨みを買い流されることを後悔する者、それを認めず暴れる者、精神を破壊される者・・・ さまざまである。
終盤まで、この流れが毎回同じように、私情を挟まず繰り返される。 
しかし、地獄少女がなぜ地獄少女と成り得たのか?という話に繋がり出すと、物語に違った深みが出てきた。

正直、一番謎なのは、この一見地味な作品が、地味に人気があり、そして3期物となってしまった点。
私自身もこの作品に魅せられてしまった一人。 続編決定はファンとして非常に嬉しい。



83点 月詠 SHAFT 2004-2005 映像演出/色彩設計/OP
83点 ロミオの青い空 日本アニメーション 1995 物語性
80点 ひとひら XEBEC 2007 物語性
80点 ブラックラグーン シリーズ MADHOUSE 2006- 物語性
80点 ゼーガペイン サンライズ 2006 演出
80点 ぼくらの GONZO 2007 物語性
80点 ローゼンメイデン シリーズ NOMAD 2004-2006 物語性
80点 うた∽かた ハルフィルムメーカー 2004-2005 演出/キャラデザ
80点 空のむこう約束の場所 新海誠 2004 演出
80点 フィギュア17 つばさ&ヒカル OLM 2001-2002 物語性
80点 闇と帽子と本の旅人 DEEN 2003-2004 演出/物語性
80点 藍より青し シリーズ J.C.STAFF 2002-2003 物語性/色彩設計
80点 恋姫†無双シリーズ 動画工房 2008-2010 物語性
 横山光輝三国志の大ファンである私が、絶賛する三国志アニメが恋姫無双。
数ある三国志アニメの中でも、最も史実に基づいているアニメだと思う。 
キャラはギャルゲーっぽく美少女キャラばかりであるが、侮ることは出来ない。悔しいけど嵌った。 面白すぎる。そして良くできている。

 物語は、関羽と張飛が出会う所から始まる。 続いて、趙雲、馬超、黄忠と仲良くなっていく。 
つまり蜀の五虎将軍が集い、そして、軍師孔明も仲間に入る。しかし、このメンバーが曹操軍を敵に国を奪い合うようなことはしない。 
大食い競争をしたり温泉を掘ったりして、楽しそうに暴れるのである。そして、誰と誰がどういう理由で競い合っているのかをよく考えると、
それは史実にある戦いに準拠してる点が多い。 例えば温泉堀りは、曹操と袁紹による官渡の戦いに繋がっていると考えられる。
温泉を掘りみんなで入っていると、胸の大きさで曹操と袁紹が言い合いを始める。
大きさでは負ける貧乳の曹操は、「小さい方が感度が良い」と断言する。 感度→かんど→かんと→官渡。 なるほど、良くできている。
また、作中で孔明が発明したと言われる車椅子もちゃんと出てくる。 
その他、関羽に対する曹操の嘱望や、孔明に嫉妬する張飛、弓の名手である黄忠など、押さえるべき所はきちんと押さえてある。
ただ一人、趙雲だけは、完全に弄られキャラになってしまった。 メンマが大好きで、最初のうちは関羽と張飛と一緒にいるが、
途中ではぐれてしまい、行方不明となる。
その後、再登場したときは、ぁゃιぃ仮面を付けて颯爽と登場するが、その正体はバレバレ。 唯一、騙せたのは張飛だけ。
 これだけのメンツが揃いながらも、劉備玄徳は不在のまま物語は終盤を迎える。(途中、玄徳を名乗るインチキ野郎は出てくるが・・・)
最後に、桃の花が咲き誇る丘でみんなが集まってお花見をするシーンが、まさにあの「桃園の誓い」である。
そこに玄徳の姿はないが、仲良く寄り添う関羽と張飛の姿は、姉妹(兄弟?)そのもの・・・

 このアニメは是非二期を期待せざるを得ない。 正直、4クールくらいかけて『三国志』をやってほしいくらいだ。
しかし、このアニメで血なまぐさい戦いは見たくはない。 
仲良くトランプでもしながら暴れまくるみたいな、ほわわ〜んとした三国志も良いかもしれない。
個人的には、横山三国志を含め好きな将は馬超だ。 ちなみに好きな言葉は曹操の最期の言葉「長い戦いの人生であった」




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