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| ANIME REVIEW LETTERS タイトル・サブタイトル・放送日時 |
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| よみがえる空-RESCUE WINGS- | |
| #01/2006-01-10 <初めての仕事> |
内田一宏が小松に向かうしらさぎ号の中で、車窓の外を見ている。 電車を降りて、タクシーに乗る。
「お客さん、ひょっとして自衛隊関係の人?」と運転手に見抜かれる。 自衛隊の人は背筋がピンと伸びているかららしい。 コンビニもファミレスもない、田舎に来てしまったとがっくりな一宏。 部屋の管理人に挨拶して、おみやげに、ういろう(w) を渡す。 最初に、電話をセットし、チャリンコを組み立てた。 窓の外には、自衛隊の基地 「まるで、エイリアンの基地だな・・・」 自転車で街へ繰り出す。 市役所・銀行。合い鍵・インテリアショップ・・・ 食事をするにもファミレスもない、せいぜい喫茶店くらい。 結局、コンビニでサンドイッチ。 で、チャリンコで、海に向かう。 下り坂、どんどんスピードが上がっていく。 海につくと、頭上をF15戦闘機が飛び去っていった。 一宏は、もともとジェット志望だったのが、救難隊に配属された。 部屋に戻ってみると、留守番電話が。 能登さん、ってゆーか、めぐみからの電話。 次は、おふくろさんからの電話。 「名古屋当たりで、テキトーなもの買ってたんじゃろ?」完璧、見透かされている・・・ 目の前には、めいてつ の紙袋w 翌朝、チャリで配属先の小松基地に向かう。 三等空尉 内田一宏。 「気が付くヤツなら、ういろうはないやろ・・・」とぼやく先輩方。 机に座っていると、本郷三佐が入ってきた。 「おまえは、ファイター志望だったのが、ヘリに回されてふてくされていたそうだな。 救難はおまえみたいな中途半端なヤツには勤まらーん!」 「お言葉ですが・・・ どうして自分が中途半端なヤツだと分かるのでしょうか?」 胸ぐらを捕まれる一宏。 家に帰ってみると、留守電2件。 やかんを火にかける。 テレビを付けると、石川タクシーのCM。 その時、地震がある。 お湯が沸いたので、火を止めに、テレビの前を離れると、 テレビにテロップが入る。 <石川県地方で大きな地震がありました。 津波のおそれがありますので、高台などに避難してください> その次の瞬間には、自衛隊から電話が入る。 災害派遣の要請があるかもしれないとの事だ。 勤務時間外なので強制はしないとのことだが、滅多にある機会ではないとブリーフィングに出るため、自転車で基地に急いだ。 暗くなった部屋にめぐみから電話。 「なんか、すれ違いばっかやね。。。 いい加減、携帯持った方がいいんじゃない?」 |
| #03/2006-01-24 <苦しい仕事> |
地震で取り残された子供(さくら)を捜しに、内田三尉が探しに向かう。
瓦礫の中から、泣き声が聞こえた。 「早く出して・・・ 足が動かない。」
そこに父親も駆けつける。 「早く出してあげましょう!」 別の現場では、要救助者の意識を確認するが「呼吸停止 意識無し 心拍無し」「収容を開始しろ。」 無線でヘリを呼ぶ。 「要救助者が居ます。 青い屋ねを探してください」 ヘリのダウンフォースのため二次災害が起きる可能性があるため、さくらをヘリの着陸地点に移す必要がある。 「娘を・・・ 娘をよろしくお願いします・・・」と頭をさげる父。 ヘリの元に走り込む内田三尉。 機の床には、死亡者が横たわっていた。 機内では、さくらの意識が戻らず、容態が急変。 意識混濁、チアノーゼ、失禁。 ヘリの燃料は僅かな上、要救助者はクラッシュ症候群でかなり厳しい。 逆風のため、スピードが出ない。 残燃料では、機まで帰投できるギリギリ。 風の変化では、戻れないかもしれない。 「この付近に、護衛官はいませんか? そこで、補給できれば・・・」「これは、とんだ博打だな」 護衛官に着陸成功。 燃料を補給し、発艦。 基地には戻らず、病院に直行。 街は停電しているが、 病院の駐車場に車が集結し、ヘリポートを照らし出している。 しかし、手遅れだった。 「俺は残ります。 あの子の父親に謝ります」 「なんで、そこまで意固地になる? 小学生のガキか!?」 「自分は、見学できました。ここで降りても構わないはずです」 さくらの父親と母親が駆けつけた。 変わり果てた娘の姿に、嗚咽を発する母親。 その時、内田三尉が身内と勘違いした葬儀屋が、名刺を差し出した。 それに逆上した内田三尉は、 葬儀屋の胸ぐらを掴む。。。。 翌朝、警察で、頭を冷やされた内田三尉は、公衆電話に行き、めぐみの声を聞く。「地震、大丈夫やった?」 |
| #04/2006-01-31 <大切な人> |
小松空港。 ゴールデンウィークが始まる。 当直の方々が愚痴ってる。
内田三尉は、パチンコ屋にいた。 実家の岡山には帰っていない。 地震で亡くなった少女のことが気になっている。
そんなときに、めぐみがやってきた。 「思ったより、良いトコじゃねぇ?」
窓を開けると、エイリアンの基地・小松基地。 そのとき、スクランブル発進した戦闘機が頭上を飛んでいった。 「だいじょうぶ?」「あぁ、心配いらん。 そっちはどうじゃ?」「まぁ、ぼちぼち、。。。」金沢に向かう車の中で、お互いに仕事について話している。 金沢の街は東京と変わらない、それがめぐみの第一印象。 ゲーセンでゲームをする内田三尉。 めぐみは仕事の電話が携帯に入る。 「仕事が大変じゃな・・・ 仕事があるならこんでもええ。 休みなら、携帯の電源切っとけ! ・・・だから、携帯は嫌いじゃ。。。」と内田三尉がぼやく。 「なぁ・・・ 抱いたら、ウチの知っとる一宏に戻ってくれる?」夜の車の中で、めぐみが呟く。 一宏の脳裏に、高校時代、めぐみと出会った頃のことが思い出される。 夢を語る一宏。。。 空自に入って、ジェットに乗る。 卒業時に、めぐみからプレゼントをもらう。「電話してください・・・」 「なんで・・・ なんで、俺がヘリなんじゃ? 救難なんじゃ? でも、俺には救難もつとまらんかった どうすれば、良いんじゃ!」と嘆く一宏に、 めぐみが<ライ麦畑でつかまえて>を引用して、慰める。 「キャッチャーが、、、子供が、崖から落ちたときのこと・・・ 書いてある?」「・・・・」その言葉を聞いて、涙が溢れ出すめぐみ。 朝、事後です。 「めぐみ、帰りの飛行機まで、時間あるか?」 小松の街に繰り出すふたり。 夕方の空港ロビー、 「今度、あえるのは、お盆じゃね。。。 そしたら・・・ そしたらね。。。」と言って一宏に紙袋を渡し走り去る。 直後に、紙袋の中から音が鳴り出す。 携帯だった。 「もっといて・・・ 繋がってると思いたいから・・・」とめぐみが言う。 「お前は、俺のキャッチャーじゃ。」 |
| よみがえる空-RESCUE WINGS- #05/2006-02-07 <必要なこと> |
東京。めぐみが営業に回っている。 電車の中、携帯に一宏がらメールが入る。 「元気でやってますか?」
日々の訓練についてのメールだ。 ヘリの操縦訓練、なかなか操縦桿が思うように動かせない。 「右です! 右!」 基地に帰ってから、反省報告会。 「ホントに分かってるのか? なんか、伝わってこないんだよ。 救難は時間の問題なんだ」 「内田三尉には、もっとシャキッとしてもらいたい」 「木が・・・ 近く感じまして。。。」 「同情でもしてもらいたいのか? 自分なりの努力・・・ そんなもの救助されるものには関係ない。」 内田は自分"なり"の返答をするが、「お前には、もっと大事なモノが足りてない」と本郷三佐に言われる。 内田はメディック訓練で山での訓練に入る。 普通に、登山者のいる山中、内田は一人ペースを上げる。 しかし、酸欠で倒れる。 そして、追い越したはずの老夫婦に追い抜かれてしまった。 「どうもすみません、みなさんの足を引っ張ってしまって・・・」意気消沈の内田。 テントの外では、缶ビール。 内田の背負っていた物は、缶ビールだったのだ。 「どうりで、重いはずだ・・・」 自転車の話から、だんだん、話題が。。。 「女以外に、乗りたい物があったのかw」 しかし、階級は下といえ、実地経験の長い人は、目の付け所が違う。 「救難入る人は、チャリから違うと思いましたよ!」 その言葉に、ハッとする内田。 翌朝、崖を登る訓練を見学する内田。 「自分は、やらなくて良いのですか?」と内田。 「パイロットにこんな危険なことさせられませんよ。 よく見ておくことが、あなたの仕事だ。。。」 山道、足を挫いた、老夫婦が動けずにいた。 さっき崖を、ピックアップポイントとすることになった。 天候も荒れ始めた。 ポイントに向けて、ヘリが離陸する。 ポイントでは、雨が降り始めた。 もうすぐヘリが来るからと励ます久保曹長。 ヘリの音が近づいてくる。 上空にホバリングするヘリ。 状況を報告する内田。 しかし、久保が救助強行を伝える。 内田は、天候回復を待ってからと言うが、ヘリは近づいてくる。 的確な指示の久保曹長を、ただ見るだけの内田。 「あと2m・・・1m・・・ OK 収容開始。」ワイヤーにストレッチャーを固定し、ヘリが引き上げる。 夜、東京の満員電車。 めぐみが部屋に帰ってくると、一宏からメール。 <俺はまだまだです。 1:35> |
| よみがえる空-RESCUE WINGS- #06/2006-02-14 <Bright Side of Life(前編)> |
井上三尉の葬儀。 ひょっこりひょうたん島で出棺。 というOP。 お盆、一宏が岡山の実家に戻る。 実家は酒屋・内田酒店。 「大きくなったねぇ・・・ 目元の辺りがお父さんにそっくりになってきた」 自分も未だに夢を見る。 自分が助からない夢。 「もう12年経ちましたねぇ・・・」と本郷三佐が井上三尉の仏前で線香をあげる。 帰りの車、正面から烏が突っ込んでくる。 外に出ると、烏の圧死体。 その姿を見て、戦闘機のパイロットを降ろされた原因を思い出した。 あの時も、バードクラッシュだった。 一宏は、車椅子に座った父を散歩に連れ出す。 酒店を改装して、コンビニにするとか、話してる。 「今からでも、自衛隊を辞めて、家、継ごうか?」「お前みたいな、気のきかん奴は、いらん」と言われてしまう。 夜、内田家。 辞める と言った事について、両親が話している。 一宏は自分の部屋で、天井に吊された模型飛行機を見つめ、「いい加減、片付ければ良いのに・・・」 めぐみの運転する車でドライブの一宏。 「救難隊は、自衛隊のサイドビジネスのようなもんじゃ・・・」 そんな話をしていると、倉敷に行く道を間違えた。 家に帰ってくると、めぐみ妹の詰問にあう。 何の映画を見た? ラブホ行ったの? わしがデザートじゃぁ。 男女不純異性交遊w 「もう少し、風の影響を考えてやれよ、バカタレが・・・」厳しい訓練が続く。 結局最後は、本郷三佐に運転席を奪われる。 基地に帰って、部下に慰められる。 その部下に、ヘリを運転させたら誰が一番か?という事を聞いてみる。 答えは、本郷三佐だった。 それに驚く内田三尉。 事務所に戻ると、飲み会の出欠にすでに「出」を書かれた紙を本郷三佐から渡される。 昼、食堂で、本郷三佐の過去について、同僚から話をされる。 「事故って、F10降ろされたらしい・・・」 夜、めぐみの部屋に一宏の母から、息子を心配しているという電話が入る。 「転職なんか、考えてるんじゃろか・・・」と母。 レーダーロスト!? 基地に緊急信号が走る。 「訓練だと思え。 それでもダメなら深呼吸しろ。」と内田三尉に言う本郷三佐。 |
| よみがえる空-RESCUE WINGS- #07/2006-02-21 <Bright Side of Life(後編)> |
「不注意は一瞬だが、後悔は一生続く! 忘れるな!」 視界が悪く、捜索に難航している。 視程は2KM以下。 浮遊物発見との連絡。 「あれだ。。。 1時の方向。」「・・・見えました。」 降下すると、それはイーグルの垂直尾翼の一部だった。 そのころ、事故あった家族の元へ、連絡へ向かう車。 「要救助者らしきもの、発見。 メディックを向かわせる」 「さきほど、芹沢一尉が発見されました。 残念ながら、なくなっていました。」「夫は・・・ 熊田は・・・」項垂れる親族。 「5勝8負だな。。。」要救助者が助かった勝敗。 「一人でも、助かれば、勝ちです。」 翌日、なくなった芹沢一尉と父親の対面。 「惨い物ですな。 心臓は止まっても、時計は動いている。。。」一尉の腕時計が秒針を刻んでいる。 そのころも、まだ捜索が続いている。 一宏の家の電話にめぐみから伝言。「今頃、日本海で頑張っているんだろうな・・・ 弱気になったらおえんよ。」 結局、発見できず、基地に戻る。 翌朝から、捜索開始。 視界の良くなった海上に、要救助者発見。 「生きてる! 生きてる!」 「要救助者とコンタクト!」「・・・ビールが飲みたいな。。。」「一緒に帰りましょう、俺がおごります!」 妻の待つ、基地にも連絡が入る。 「御主人は無事です。 いま、基地に向かっています。」 それを聞いて、泣き崩れる妻。 墜落の原因は、落雷だった。 救助された熊田三尉は、頸椎損傷で重傷、もう戦闘機には乗れないかも知れないとの事。 宴会の席、酒の進まない内田三尉。 「暗い面を見るより、明るい方を見た方が、ずっとマシです」と励まされる一宏。 2次会はカラオケ。 本郷三佐と内田三尉のドュエット。 曲は、ひょっこりひょうたん島。 EDも、ひょっこりひょうたん島。 |
| よみがえる空-RESCUE WINGS- #08/2006-02-28 <少年の旅路(前編)> |
万引きで補導される少年。 親が学校に呼ばれ、その帰り道。 「そんなに野球が続けたかったのか・・・ いい加減にして、勉強に本腰を入れろ。」と父親。
日曜日、課外授業に行くと言って家を出る。 内田三尉は、鈴木三曹と自転車で山道サイクリング。 「ちょっと、10分休憩・・・」と内田三尉。「内田三尉、ひょっとして、2回戦止まりっすか? 体力付けないと、彼女さん、かわいそうですよ。」 そんなとき、道の先にパンクで立ち往生した少年が困り果てていた。 パンクの修理をしてあげる鈴木三曹。 休憩がてら、一緒に昼食。 「おまえ、一緒に来るか?」と鈴木三曹。 「事情を聞かなくて良いんですか?」とちょっと気にする内田。 山道を上がっていくと、ロープウェイの所に辿り着いた。 鈴木三曹は自転車で、内田三尉と少年はロープウェイで。 ロープウェイの中、内田は少年に事情についてかるく聞いてみるが、「迷惑はかけませんから・・・」と答える少年。 上昇を続けるロープウェイ。 車内には、子供連れの家族、老夫婦、若いカップルが一緒に乗っている。 その若いカップルの男が、少年に因縁を付けて、迫ってくる。 男が立ち上がると、突然、ロープウェイが緊急停止した。 衝撃で倒れる男。 「故障だとぉ! 何言ってるんだ、てめぇ!!」と暴れる男。 双眼鏡で機械を見た職員が「直ちに、乗客救助を!!」と叫ぶ。 管理室から緊急事態体制になる。 「風が出てきたな・・・」 内田三尉の携帯に鈴木三曹がら連絡が入る。 「止まるとき、嫌な音がした」と内田。 管理事務所から無線も入った。 「備え付けの降下器を使って、避難してもらいます。」 上空は激しい風。 命綱をつけた職員が近づこうとするが、用意に近づくことが出来ない。 救助の方法について議論するが、解決策が見つからない。 消防の小型ヘリを使おうとしている職員達に、偶然話を聞きつけた鈴木三曹が、自衛隊への救助支援をするように勧めるが、断られてしまう。 ゴンドラに消防のヘリが近づいては来たが、接近できず、引き返していった。 また、鈴木三曹から電話が入る。「いずれにしても、そのゴンドラは落ちてしまうという事です・・・」他の乗客に聞こえないように、小声で話す内田。 窓の外を確認し、降下器を開ける内田。「いまから、みなさんを、この脱出器で地上に降ろします。 自分は、小松救難隊の者です。 君は手伝ってくれ。 手伝ってくれ。」と少年に声をかける。 |
| よみがえる空-RESCUE WINGS- #09/2006-03-07 <少年の旅路(後編)> |
緊急停止したゴンドラ。 不完全握索。 内田は、別の低いところで停止しているゴンドラでの救難器具の使い方をみて、自分たちも、それを使って降りることを提案した。
少年の自宅にも、警察から連絡が入る。 電話を取った父親はテレビのニュースを見て愕然とする。 内田と少年は、救難器具の準備をしている。 「家出か? 家出だろ?」と少年に何気なく聞いてみる。 その時、老夫婦が携帯を貸してほしいと言い始めた。 息子と話をしたいと言う。 それをきいて、「もうしばらくの辛抱です。 すぐに話せますよ。」と答える。 器具の準備ができ、ゴンドラの床が開く。 「子供と、女性の方を優先に降ろします。」 3人が降りたところで、握策器の片方が、破損。 大きな衝撃とともに、救難器具が落ちてしまった。 そして、航空救難隊が登場。 双眼鏡で状況を確認する本郷三佐。 ゴンドラの重量を聞く。 雲の切れ間から、ヘリが接近する。 それを見て「おっかないヤツが来たぞ」と内田。 重量を3500kgを確認して、「ギリギリって所か・・・」と本郷。 状況を見ていた内田が、何か準備を始める。 「これからヘリで、このゴンドラを吊り降ろします。」と内田が、皆に告げる。 「そんな事が出来るのか?」 「隊員たちはプロ中のプロだ。 安心しろ。」 ワイヤーがゴンドラに固定され、熱カッターでゴンドラの切り離しが行われる。 切り離された瞬間に衝撃と重量のために、ヘリにも衝撃が走る。 「切り離し完了! ヘリ。アップ!」 ヘリは、ゴンドラを地上に降ろすと、飛び去っていった。 少年に駆け寄る鈴木三曹。 「少年!よくやった! お前、名前は? こんど一緒に温泉行こう!」と声をかける。 すると、少年の父が迎えに来た。 帰りの車の中、無言で俯く息子に父が「腹、、、腹減ってないか?」 それに頷く少年。 ラーメン屋でラーメンをすする父と子。 |
| よみがえる空-RESCUE WINGS- #10/2006-03-14 <パーティ> |
「読み始めたら止まらなくなっちゃって。。。」めぐみが会社で初稿本を読んでいる。 街はクリスマス一色。
年末決算のめぐみの職場は、クリスマス休暇は期待できないのか、あなり明るい顔ではない。 内田三尉は、ロープウェイの事故以来、気持ちが変わったようだ。 ヘリの操縦訓練も様になってきた。 昼食の時、本郷三佐が、「今度の日曜に、ウチでメシでも食わないか? どうせ、ろくなもの食ってないだろ?」と誘う。 日曜日、本郷三佐の家を訪ねる。 おみやげに、マグナムドライを差し入れ。 メニューは鍋。 何か嫌いなものはある? と尋ねる本郷さんの奥さん。 「基地のメシに比べたら、何だって食えるよ」と本郷三佐が変わって答えた。 鍋奉行の娘を見つめて、「ウチにいるときぐらいは、人任せでいたいよ・・・」と本郷が呟く。 食後、タバコを吸っている本郷三佐に、話しかける内田。 「やっぱり、家族っていいですね。 仕事にも張り合いがでますよね?」と言う内田に、「逆だ。 家族がいると、自分に何かあった時のことを考える。。。」 冬の登山をしているパーティが山頂を目指している。 めぐみは、会社で浮かない顔をしている。 倉庫には、返品の山。 7割も返品があった。 売れずに汚れた本を見て、驚くめぐみ。 「せっかく作ったのに、誰にも読まれず捨てちゃうなんて。。。」 他に方法はないのか と尋ねるめぐみ。 「何をするにも、金がかかる・・・」と答えた上司。 夜、会社のPCに向かって、何かを打ち込んでいるめぐみ。 そのまま朝を迎えてしまった。 徹夜でつくった企画書を上司に見せるが、「バカなことはよせ・・・ 変な噂が立つ 意欲は買うよ、でも、とんだ勇み足だ」と言われてしまった。 その後も、在庫本の処分に立ち会うめぐみ。 目の前で、本がシュレッダーにかけられていく。 山小屋では、地図とラジオを片手に、天気図を見ている。 「この低気圧が気になるな・・・ 明日の朝を待って、判断しよう・・・」 しかし、新入りがみんなの足を引っ張っているのではないかと思っている。 もう、二日も遅れている。 翌朝、吹雪の中、出発するパーティ。 突風が吹き、飛ばされる。 急斜面を一気に降下する、ザイルで制止しようとするが、なかなか止まらない。 随分と降りたところで、仲間が発見。 足が変な方向に折れ曲がっている。 携帯を取り出すが、電波派届かない。 「大丈夫だ・・・ 助かる。 大丈夫だ」 |
| よみがえる空-RESCUE WINGS- #11/2006-03-21 <ビバーク> |
猛吹雪も山中。 転落した武田を励ますリーダー常松。 「稜線に出れば電波が届く場所があるはずだ・・・」 小松基地でも、気象の悪化についての報告が行われていた。 「この間ウチに来る途中、小学校があったろ? あそこに緊急着陸するとしたら、お前ならどうする?」と本郷三佐が尋ねてきた。 内田の返答に、「お前は、いつもどんな目で空を見ている? ヘリパイの目で空を見てるのか?」と言われてしまった。 工藤と望月は稜線に出て、携帯が繋がった。 警察に連絡が付いた。 手際よく状況を伝えると、最後に、「私たちは山荘に戻って救助を待ちます・・・」と言った。 「常松なら、こういうときの対処の仕方を知っている・・・大丈夫だ」 雪洞を掘るため、場所を移動する常松と武田。 武田は、意識が朦朧として、訳の分からないこと呟いている。 そのころ、常松の実家には、長野県警から連絡が入った。 ヘリは悪天候のため近づくことが出来ず、山荘に向かった。 しかし、山荘にも着陸できず、飛び去ってしまう。 それを見て愕然と膝をつく2人。 「今日の5時で捜索を打ち切りました・・・ 明日、夜明けとともに、捜索を開始します。」 頭を下げる、常松の親。 雪洞では、武田に見ずを飲ませようとする常松。 しかし、反応がない。 口から、水がこぼれ落ちる。 そっと瞼を閉じさせる常松。 「工藤・・・ 望月・・・ 助けてくれ・・・ もう、、、ダメだ。」 翌朝のブリーフィング、基地に緊張が走る。 「俺達の仕事は、生死を詮索することではない。 見つけて助けることだ。」と本郷が言う。 それに頷く、内田。 「2時方向、何か見えました。」 その無線を頼りに旋回する。 「要救助者2名。 意識無し・心拍停止。 これより、収容仮死します。」 のこす2名の捜索が続く。 「要救助者1名を発見。 生存しています!」 ヘリの到着に最後の力で立ち上がる遭難者。 ピックアップのため、ワイヤーで降下するが、突風でバランスが崩れる。 機体が安定しない。 回転翼が雪壁に当たってしまった。 隊員をつり下げたまま、乱高下するヘリ。 「キャビンよりコクピット! 本郷三佐! 本郷さん!」 「いったん離脱する・・・」本郷が言った。 上昇を開始したヘリ、その去り際、隊員と救助者の目があった。 その絶望な目を見てしまった隊員は、ヘリに戻った後、もう一度降ろしてほしいと申し出るが、「この天候じゃ、もう一度、ピックアップする事はできん・・・」と本郷が言う。 その時、本部より、さらなる天候の悪化のため、捜索の全面中止の無線が入る。 その場から飛び去るヘリオス8。 |
| よみがえる空-RESCUE WINGS- #12/2006-03-28 <レスキュー> |
天候悪化のため、離脱したヘリオス8。 遭難者を残して、基地に戻る。 ヘリの中には、2人の遺体が積まれている。
基地に戻り、状況の報告が行われる。 「体感温度は−25度以下と思われます。」 報道陣も集まり始めた。
そのニュースを見ている一宏の両親。 「一宏も出動してるのかのぅ・・・」 と心配している母親。 「三曹、いま借金はいくつだ?」「ふたつです。」「明日は、生きて帰すぞ・・・」 早朝より、ブリーフィング。 雪の降る中、ヘリが出発する。 「ただいま、現場に到着。」しかし、視界が悪い。 「本郷三佐! 10時の方向に赤いモノが見えたような気がします! 旋回してください」 現場に隊員が降下する。 現場に近づく、「自衛隊です!!」 「要救助者1名の生存を確認! これより救助します。」 しかし、生きている一人は、仲間を先に乗せてくれと懇願する。 しかし、落石が発生。 ヘリが一瞬不安定になる。 下に降りた隊員と生存している要救助者をピックし上昇する。 内田が横を見ると、本郷が流血していた。 「大丈夫だ。 取り乱すな・・・ you have controll?」「あ・・・ I have controll」と答える内田。 変わって、内田が操縦桿を握る。 「内田・・・ おまえはどうしようもない下手くそだ・・・」と呟くと意識を失う。 本郷三佐の見舞いに訪れる内田。 「その、果物籠なぁ・・・ パーティのリーダーのお父さんからだ。 俺に何回も頭を下げて謝る姿が、いたたまれなかった・・・」と言う本郷。 「息子さん、ワイドショーでさんざん叩かれていました。 極限状態での判断が正しいかどうか何て、分からないのに。」 「外野にいるヤツが、好き勝手なことを言うのはいつものことだ。」 「収容された時、涙を流していたんです。 まるで、生き残ったことを後悔しているようでした。 あの涙を見たのは俺達だけです」 「生きていくことは、なかなか厄介なことだ。」と言うと、本郷は、F10のパイロットから回転翼機に移った頃の話をし始めた。 「あの頃は、俺は、半分死んでいるかのようだった。 空から拒絶されているようで・・・ 飛ぶのが少しも楽しくなかった。 しかし、ある時気づいた。 空が俺を拒絶しているのではない。 俺が空を拒絶してたんだと・・・。 それからは、自分を哀れむのをやめた。 そしたら、死んだような空が生き返った。」 「俺には、よく分かりません。」 「お前には、まだわからんさ・・・」 病室を出ようとする内田に、本郷がこう尋ねた。 「この近くで、着陸するとしたら、どう行動する?」 「南西から侵入して、スーパーの駐車場に着陸します 」と答える内田。 「正解だが50点だ。 お前の腕じゃ、2回に1回は失敗する・・・」 「100回やって、100回成功するようになります」と内田。 「お前は、中途半端なヤツだからなぁ・・・ とっとと帰れ」と寝返りを打つ本郷。 「また、怒鳴られる日を楽しみにしています。」と病室を出る内田。 <俺の空は、まだよみがえらない> EDで内田が操縦桿を握っている。 "That Others May Love" "他を生かす為に・・・" 完 |
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